男性はスポーツで筋肉を成長させる習慣をつくろう

筋肉を付けたい

成人男性の筋肉量は、20歳のときにその最盛期を迎え、年齢を重ねるごとに筋肉量は少しずつ減少していきます。
30歳後半から40歳代になると、筋肉量の減少スピードは加速度を増し、50歳を超えると1年に約1%の割合で全身の筋肉量が減っていくことがわかっています。

若いときにはスポーツで頑健な肉体を誇っていた男性であっても、体力を維持するためのスポーツをしないでいると、鏡に映った自分の肉体にショックを受けることになることでしょう。衰えゆく肉体をできるだけ長い間若々しくキープするには、なにがしかのスポーツを継続するようにしなくてはなりません。

中学生や高校生のときのような成長期であれば、たまに体を動かし筋トレをするだけでも、スリムで美しい体型をキープすることができました。しかし、30歳を過ぎると、計画的に、あるいは理論的にスポーツを日常生活に取り入れるようにしないと、加齢による肉体の衰えに対抗できなくなっています。
40歳の時点で片脚スクワットができない男性は、70歳や80歳になったときに自分の足で歩くことが難しくなる可能性が高いという研究もあります。

体力に自信がある人でも、けっして油断できません。いつまでも若々しい体を維持するために、行き当たりばったりでなく、計画的に体を動かす習慣をつけることが重要です。

腕立て伏せ